運動やスポーツの尾も白話

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北京オリンピック選考会

日本水泳連盟がアメリカに倣って、最終選考会を唯一の選考基準とするのは、マラソンなど他の競技の曖昧さに比べたら、簡単明瞭でとても解り易く賛成できます。

しかし、今回ゴールデンタイムにNHKで放送された選考会で、スイマーがゴールと同時に涙ぐんでいるのを見て、予選会で泣いていて本番で力を出し切れるのかどうか少し心配しています。

こんな状況を作り出しているのが「派遣標準記録」というものです。

オリンピックの出場人数が、1国2名となっているので、記録のいい順に上位2名が選ばれることは当然ですが、最終1回の大会で、2位までの順位と標準記録を切らなければいけないという選考基準は、ちょっと厳しすぎるのではないでしょうか?

この4月から夏季シーズンの目標とする大会に向けて、身体を作り上げて行くのは通常のシーズンと同じですから、選手もコーチもさほどオリンピックイヤーの緊張感はないでしょう。

しかし、冬の短水路シーズンが明けるとすぐに、4月15日から目標とする大会が開かれ、選手はこの大会を目標に短水路のシーズンも練習してきたことになります。

世界選手権に出た選手が、国内に帰ってきたらすぐに国体に出ていたりしますから、過酷なスケジュールに慣れている選手が多いといっても、無理はなかったのでしょうか。

ところで、この「派遣標準記録」。前回アテネ五輪でメダルを多くとったときの同じやり方だそうです。

もし選考基準を作った人たちが、選手を厳しい「状況に追い込めばいい記録が出る」と考えているとしたら、成功したアテネ五輪と逆の結果がでるまで続けられることになります。

本当にそれでいいんでしょうか。

女子800mで選考タイムを突破した柴田さんは、400mに出ることはできるのでしょうか?
せめて、1種目を突破したらエントリー可能な他の種目にも出してあげてください。

アメリカは2位までに入ったら代表になれます。4年に1度の大舞台ですから、日本も一人でも多くのスポーツをする選手たちに、オリンピックを経験させてあげてはどうでしょうか。

それとも、入賞もできない選手を派遣するのは、国費の無駄使いですか?